目標が定まったら、それに最も近づける手法を考え、その手法を実現することが大切です。常に、目的から考えること。何のため?を常に意識して、時には攻めの一手を取りましょう。
行政書士として開業して7年が経過しまして、ここに来て自宅外にオフィスを構えることにしました。上の写真はそのオフィスの写真です。
開業してからこれまでの道のり
2010年に行政書士試験を受験し合格。翌年に開業をした行政書士業も、あっという間に8年目を迎えています。
順調かといえば、そうでもないです。開業して2年目くらいまではなかなか仕事がコンスタントに入ってこず、どの仕事も地域がない中でこなさなければならないため、とにかく一件一件の仕事をお預かりさせていただける喜びと、本当に仕事が終わるのだろうかという不安が入り混じった日々を、それこそ4年目くらいまで感じていました。
そうこうしているうちに現在に至るわけですが、事務所の状況はどうかといえば、ずっと自宅事務所という状況でした。いわゆるSOHOというものです。
この仕事は、大掛かりなシステムの導入は不要ですし、手続きも結構一人でできてしまうものです。しかも、パソコンがあればほとんどの仕事はできます。今ではすべてのコンビニエンスストアには複合機が付いていますから、コピー機も、プリンターも、スキャナも持たずしてやっていけます。スマートフォンでテザリングすればパソコンのためにインターネット回線を別に用意する必要もありません。電話機も、ケータイ一つでやれてしまいます。
ですから、この業界で仕事をする人の大多数は、一人オフィス、もっといえば自宅兼事務所です。
私も、自由に空間に縛られずに仕事をしたいと考えていましたので、その路線で行こうと考えていました・・・
焦りと葛藤の日々・・・
しかしながら、どれだけ仕事に慣れてきても、「これで良いのだろうか」という気持ちがなくなりませんでした。
仕事に慣れれば、考える時間を少なく、作業する時間を少なくして、効率的に売り上げをあげられるようになってきます。状況に応じて仕事量も調整できますし、自分らしく生きるという意味では、一人で仕事をするって本当に良いな・・・って考えていました。
でも、いつまでたっても「このままで良いのかな・・・」って気持ちがなくなりませんでした。効率的にやれるならいいはずなのに。
一つに、自分と向き合い続けていると、やっぱり自分は行政書士業においてはプレイヤーには向いていないんじゃないかという疑念を強く抱くようになったことが挙げられます。なんども同じようなミスをしてしまったり、細かな部分に漏れがあったり・・・ですから、これまでの人生を振り返っても、自分はプレイヤーではなく、管理側の方が向いているだろうなぁという気持ちです。
また、このブログでも多く取り上げさせていただいている青年会議所での活動です。青年会議所の活動は、無償ですし(むしろ多額の会費を支払っています)、経済的にメリットがある取り組みではありません。その代わり、地域の様々な同世代と出会えることができ、そんな仲間とまちづくりという一つの目標に向かって取り組むプロセスは、組織論をものすごく学べる場です。ここで学んだことを本業でいかさないと嘘じゃないかと、そんな気持ちもありました。
目的から考えてチャレンジを選択する時期
結論として、オフィスを構えることにしました。
同時に、二人のスタッフにも参画していただくことにしました。
あわせて、株式会社も設立しました(株式会社Link-Upといいます。よろしくお願いします。)
別に、一人でやってる仕事がすごく上手くいったから、こういうチャレンジを選んだわけではありません。むしろ、一気に二人を雇用するなんて、結構無謀な状況です。だけど、スタートさせることにしました。
なぜなら、この2年くらいでようやく自分が進むべき道が見えてきた気がするからです。そしてそんな取り組みを社会に発信していこうとすれば、目の前の仕事に追われているだけの状況ではいけなくて、それが可能な組織作りをしていかないと、いつまで経ってもゴールに到達できないと考えたわけです。そのチャレンジをいつするの??といえば、まさに今年しかないなって思いました。
別に0から始まるわけではありません。むしろ、既存のお客様と、これまで培ってきた知識・経験、そして日頃学んでいる組織論などを背景に、5月より精一杯がんばっていきます。
なお、正式に知り合いの皆様にお知らせするのは、6月くらいになっちゃうと思います。
この移転作業もすこぶる進みが悪い状況ですので・・・
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【編集後記】
今夜は妻が安室奈美恵さんのコンサートに。中学校の頃、安室ちゃんの大ファンで、同じCDを何枚も持ってたなぁとか、思い出します。
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