今年の9月9日、茅ヶ崎の地で公益社団法人日本青年会議所関東地区神奈川ブロック協議会主催の「第45回神奈川ブロック大会」というものが開催されます。この大会を主管するのが茅ヶ崎青年会議所となります。なぜ茅ヶ崎の地で開催するのか、それがどういう利益につながるのか。
開催まで残り1ヶ月を切った今、協賛活動に勤しむ中で、改めて整理をしたいと思います。
ブロック大会主管の4つの「益」
ブロック大会には次の4つの「益」があると言います。
「主管益」
茅ヶ崎青年会議所にとって、ブロック大会を主管するという機会を通じて、まさにメンバー個々人の成長や、組織としての運動発信の力を強化することにつながります。これは、茅ヶ崎JCが単独で事業をしていることと比べると、雲泥の差があるものです。「地域益」
茅ヶ崎の魅力を市内外に強力に発信することができる機会となります。神奈川全体の青年会議所メンバーの関心が茅ヶ崎に向き、実際に訪れ、茅ヶ崎の文化に触れてもらうことで、ただ観光に訪れていただく以上の魅力を感じてもらえます。
また、ブロック大会開催に向けて青年会議所メンバーだけでなく、先輩関係、市内企業・団体との関係構築をおこなうことで、今後より一層の地域づくりに向かって走っていけるだけの強いネットワーク作りの機会となります。「主催者益」
主催者は(公社)日本青年会議所関東地区神奈川ブロック協議会となります。単年度で運動を行う青年会議所において、神奈川ブロック協議会の最大の運動発信の場は、神奈川ブロック大会になります。この大会は毎年各地で開催されますが、各地の魅力とあいまってどのような発信をできるかが非常に大切なポイントであり、その優れた成果を残すことで、神奈川ブロック内21の青年会議所すべての経験値として蓄積されることになります。「参加者益」
ブロック大会に直接参加した市民の皆さんにとっては、フォーラムで教育や地域発展について考える機会となり、お祭りで地域の魅力を感じられる機会になります。参加したメンバーにとっては、同様に学びの機会にもなりますし、大会開催の経験値を各地の青年会議所に還元することが可能になります。それはつまり、各地の新たなチャレンジの材料になります。
ブロック大会を誘致する動きを始めた3年前は、これらの4つ益というものを議論しながらも、どこかリアリティーがなくて、机上論の域を脱しえないのが率直な感想でした。
でも、実際に今、開催を1ヶ月前に控えた段階で、この4つの益を実現しなくちゃならないのだとリアルに直面している状況で、私たちの団体もそのプレッシャーと対峙する日々です。
協力を求めるということは、益をきちんと指し示す責任がある
これはビジネスでもまちづくりでも同様ですが、誰かに何かを求める時、よほどそれに応える義理がある場合を除き、相手に明確なメリットをご用意するのが大人の礼儀です。同じ組織内であれば、感情に訴えかけて、情で攻めるのもありだとは思いますが、確実に疲弊していってしまいます。
まちづくりにおいては、それがすごく顕著で、お互いが決まった相手に協力を求めて行った結果、地域が衰退することさえあります。
そうではなく、青年経済人である私たちは、それが例え大きくはならないとしても、可能なかぎり経済的なメリットにつながるような協力の依頼をすべきであり、そこの努力を惜しまぬことが礼節といえるでしょう。
今回の茅ヶ崎におけるブロック大会では、協賛金を募っているところですが、次の特典をご用意させていただいております。
(1)大会ガイドブックへのご協賛社様名称の掲載
大会当日に向けて、公式ガイドブックを作成しているところなのですが、そのガイドブックに御協賛企業のお名前を掲載させていただきます。2500冊発行。
(2)大会うちわへのご協賛社様名称の掲載
味気ないイメージ図で恐縮ですが、当日配布するうちわにお名前を掲載させていただきます。1500個作成。
(3)大会のぼりへのご協賛社様名称の掲載
5万円御協賛で2枚ののぼり、3万円御協賛で1枚ののぼりを作成させていただき、ブロック大会当日に掲示させていただきます。数に制限はありません。
(4)茅ヶ崎トレジャー祭当日協賛ボードへのご協賛社様名称の掲載
トレジャー祭というお祭りを茅ヶ崎中央公園で開催しますので、そこに大きく設置させていただきます。ボードは1つ設置。
以上は、8月12日までのお申し込みについて承ることができますので、万が一関心を持たれた企業様はご連絡いただけましたら幸いです(市内外問わず、お待ちしております!)。
ブロック大会開催の趣旨
さて、今回のブロック大会の趣意書に書かれている文章を最後にご紹介させていただきます。
今年のブロック大会に込められたキーワードはずばり「和」です。個人の自立と、自立した市民同士の助け合い。そんな関係を築くために夢が必要であって、夢を描けるまちづくりに向けて、皆で協力していきたい。それが、この大会に込められた想いです。
ですから、上記の協賛を募る場面においては、この趣旨をきちんとお伝えすることが大切です。この点を丁寧に伝える努力を惜しまず、協賛を募るための最後の1週間を良い時間にしたいと思います。
公益社団法人日本青年会議所関東地区神奈川ブロック協議会は、「明るい豊かな社会」の実現という理想を掲げ、県内21青年会議所とともに神奈川の未来、またそれぞれの地域の未来に向けた運動を展開して参りました。近年、社会問題となっている少子高齢化をはじめ、様々な問題が起因した社会環境の変化は地方の過疎化を急速に進めており、地域の自立に向けた運動を力強く推進していかなければなりません。そこに住み暮らす一人一人が地域を想い、「夢」を描くことこそが地域再興に向かうただ一つの光明であると捉え、最大の運動発信の場である神奈川ブロック大会を開催致します。
第45回を迎える神奈川ブロック大会は、主管を公益社団法人茅ヶ崎青年会議所のもと、茅ヶ崎の地にて開催致します。茅ヶ崎市は、独自のビーチカルチャーを発信し続け、国際的な交流をしつつも、オシャレでノスタルジックなまちとしての雰囲気を併せ持つ首都圏のベッドタウンとして今も尚、人口が増え続ける数少ない魅力的なまちであります。本年度は、「DREAM ~描き出せ!未来への羅針盤~」のスローガンのもと、「志」「情熱」「進化」「創造」「繋がり」というキーワードを「夢」を描くために必要な要素として神奈川ブロック大会を通じ発信し、スローライフが似合う茅ヶ崎の地から夢物語の始まりを神奈川県内に波及効果を生み出すべく力強く発信して参ります。
このブロック大会を通じて、一人一人が社会参画意識を高めるための「自立」に向けた一歩を踏み出すと共に、自らの想いが夢へと変わり、夢で繋がる「和」とともに共鳴し合う「共助」という力強い繋がりのもと、未来を照らす羅針盤として地域を輝かせるための原動力になると確信しています。「自立」と「共助」が調和する社会を目指し、「和」による夢溢れる神奈川を実現すべく、感銘をもたらす事ができるブロック大会を開催して参ります。(第45回神奈川ブロック大会開催趣意書より抜粋)
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【編集後記】
以上のことを書いている間に、突然の訃報。ちょっと対応にバタつきますが、きちんと上記の成果を引き出したいと思います。
【昨日の1アクション】
月曜からトップスピードで走りきるための最終準備。
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