2つの目標と「やり抜く力」と「自制心」

IMG_8181

「非認知能力」とは何か、という対談がとても面白いです。

私には二つの目標があります。

一つは、行政書士として、あらゆるスモールビジネスに寄り添える、必要にして十分な行政書士サービスの提供です。

私の感覚として、行政書士が依頼を受ける多くのお仕事は、必ずしも「自社でできない」というわけではありません。たまたま人手が足りないとか、少し専門知識を持っていないとか、手続きにアレルギーがあるとか、そういうところで行政書士に依頼をしてくださる会社が多いのではないかと思っています。

もちろん私たちに外注をされれば、行政書士の報酬も支払わなければなりません。私は金額の多寡が全てではないと考えていますが、そこは経営を行う側からすればとても大切な部分です。

ですから、理想としては、基本は本人が手続きをするけど、それをサポートないしはコーチングする存在として行政書士がいて、どうにもならないときには完全にアウトソーシングしていただくという形を目指しています。

もう一つは、地域の課題に対して、スモールビジネスでチャレンジすることを促す仕事です。

私たちの住むこの国には、大小様々な課題が存在しています。私が活動する湘南地域にも、本当に数え切れないくらいの課題があり、「まちの活性化」という名の下に実に多くの方々が課題解決に取り組んでいます。

私自身、NPO法人の役員もいくつか務めさせていただいてますが、本当に素晴らしい理念と志で取り組んでいる方ばかりだと思っています。NPOについてネガティブな意見を聞くと、私自身が頭にくることも少なくありません。

ただ、そういう取り組みが多く生まれているものの、事業の継続性がマンパワーに頼ったものだったり、特定の人材によってのみ支えられているものがほとんどで、「事業」としての持続可能性に課題を持っています。

であるならば、多くの企業と関わりをもたせていただける私の本業をベースに、公的な資金や、地域の特性を結びつけて、課題解決を事業性をもって持続可能なものにできないか。そういう音頭をとっていけるノウハウとリーダーシップを身に付けなければなりません。

この二つの目標は連続しており、そして、仕事以外で従事するあらゆる取り組みも、この二つの目標に直結しています。ただ、今回のタイトルで書きました、「やり抜く力」と「自制心」がまだまだ自分には足りません。

この二つの言葉は、私が所属する団体の会報誌で紹介されていたのですが、まさに自分のことだと感じました。考えてても、一時しか盛り上がれずに目的達成までやり抜く力がなければ成功することはあり得ず、目標達成に向けた高い自制心がなければ、場の空気や一時の感情に流されて、やはり成功はあり得ません。

まだまだ未熟であることを自覚し、この二つの能力を高めるように自分を磨きたいと思います。まだいくらでも成長できる。

||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

【編集後記】

骨折後、初めて車を運転しました。

普段何気なく運転している車も、実は結構な腹筋を使っているのだと実感。顔をしかめながらの運転でした。

||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする