目先の作業に心を奪われない|「何を目指すか」という目的意識の共有

私事ですが、11月4日に披露宴をさせていただきます。この準備がまぁまぁ大変でして、お恥ずかしながら妻との間で定期的に争いが発生しています。「なんでさっさとやってくれないの」という妻と、「いやいや僕も忙しいんだから全部こっちに任せるなよ」という私の言い争いです。

我が家は夫婦別々の部屋で寝るという、新婚夫婦とは思えないような暮らしぶりなのですが、昨夜なんて「もう知らん!」って言ってお互い自分の部屋のドアをガタンッて閉めて寝る始末・・・。結婚式で数回、披露宴で数回、同じようなやり取りをしています。。。。

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話は変わって、私の仕事について考えたときに、うまくいく仕事とうまくいかない仕事というものがあったりします。みなさんの経験でも、「今回はよくできたな」と思うときもあれば、「何をやってもうまくいかないな」と思うときもあると思いますが、その原因を振り返ってみたときに、「何を目指すのか」ということが明確になっているかどうかが肝心と感じませんでしょうか。

これは、1人で仕事をしているときですらそうでして、ましてや誰かと何かを成し遂げようとすれば、「何を目指すのか」という共通のゴールを描くことなしに成功はありえません。

先に書いた私たち夫婦のみっともないやり取りも、結局のところ披露宴に来てくださったゲストのみなさんに何を感じてもらいたいのかというゴールをしっかりと共有できておらず、目先の「やらないといけないこと」に関心を奪われて、大局観を失っていることに基づきます。

先日、とあるベンチャー企業の社長が、今後のリーダーシップの形について強いリーダーのトップダウン形式(独裁っぽいかたち)よりも、フラットな組織における共有形式が一般的になるんじゃないかっておっしゃっていました。つまり、組織の中枢が戦略を考えて、それを末端まで落とし込むというやり方ではなくて、SlackとかChatWorkのように一発で全体に情報共有したり、プロセスを開示できる今のツールにおいては、とにかく情報共有からコミットメントを生み出すのがスピーディーで、かつ、効率的だろうということです。

私はその辺について結論を持ち合わせていませんが、ただ結局においては「何を目指すのか」の共有という点に帰着するんじゃないかと思っていまして、その手法がトップダウンであろうが、フラットであろうが、どちらでも良くて、その構成員のやりやすさだったりツールへの馴染み深さのようなところで適宜使い分けていくのが良いのだと思います。

さて、今日は両親へのプレゼントを準備します。目の前の作業に目を奪われるのではなく、両親に感謝を伝えるのだという本質に向き合って、おおらかな気持ちで準備するぞ・・・

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【編集後記】

目的を定めても、夫婦の場合はどちらかが折れ続けなくてはならず、我が家の場合は間違いなく私が折れなければならないのでしょう。「穏やかな家族をつくる」というビジョンの実現に向けて・・・

【昨日の1アクション】

  • 日常の仕事では革靴を履かないため、ニューバランスのシューズを購入。
  • 新事務所名にちなんだTシャツを発注。

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