〆切ギリギリ体質を克服させた、たった一つの「やめたこと」

私たちは油断すると忙しくなります。それが度を越してしまうと、他人に迷惑をかけてしまいます。そういう状況に陥ってしまった経験から自分の生活を見直したとき、いくつかの習慣を変える必要があると考えました。

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結果を導くプロセス(習慣)に目を向ける

〆切は最低ラインのクオリティー

〆切のない仕事はありません。〆切があるから仕事のクオリティーも高まります。しかし、〆切間際に結果を出すことが常態化しているとすると、仕事のクオリティーは低いと考えた方が良いでしょう。ブラッシュアップできない習慣になっているからです。

私は今34歳です。これまでにたくさんの〆切に出会ってきましたが、期限ギリギリで物事をこなすことが実に多い人生だったと反省しています。クオリティーもその分高くなるかと言えば逆で、なんとか間に合わせたという感じがアリアリでした。

許認可を取得するための仕事の場合、結果的には許認可の取得になっていますが、顧客満足度の点から評価するとすれば、決して良くないものだったと思います。

時間と点数.001

評価軸を「納期」で考えるとこのような満足度の低下になる

〆切ギリギリになってしまう原因

〆切ギリギリになってしまうことには必ず原因があります。

仕事が忙しい、というのは最も多い原因にあげられるでしょう。しかし、仕事をするのにも、プライベートで何かをするにしても、「仕事が忙しい」という理由ばかりで成果を出せず、それを自分の中で良しとするのは思考停止だなぁと思います。

〆切ギリギリになってしまうのには多くの原因があります。

  • 先送り体質(嫌なことは後回し)
  • 場当たり体質(無計画)
  • 抱えすぎ体質
  • 不勉強体質

などなど、あえて「体質」と書きましたが、原因はすべて自分にあります。というか、自分の中に原因があると考えるべきです。

私の場合は、上記がいずれも該当してました。

「これは大変そうだから時間があるときに一気にやろう(先送り体質)」

「よしコレをやろう。いや、コレもやらなくちゃ。あ、そういえばアレもどうなったっけ?(場当たり体質)」

「はい、なんでもかんでも引き受けます!(抱えすぎ体質)」

「大丈夫か全然判断つかないけど、きっとなんとかなります!(不勉強体質)」

ちょっと極端に書いてみましたが、こういうのは仕事でもプライベートでも関係なく至る所でやってました。

やめるために何を習慣にするか

こういう体質は、実は日々の行動のちょっとした所に現れています。例えば、コンビニに毎日よく行く人は、場当たり体質である可能性が高いでしょう。喉が渇いたからコンビニに入る、お腹が空いたからコンビニに入る、ATMを使うためにコンビニに入る・・・これらはどれも大切なことですが、1日に何度も出入りしているということは、財布の中身を把握していない、当面どの程度のお金が必要か把握していない、コンビニに費やす時間を把握していないなどの、なかなか気がつきにくいものの、実は根が深い習慣が根底にあったりするのだと思います。

私は、前回の確定申告に向けて領収書を整理していて、コンビニ関係の領収書が多いことに愕然としました。「なんて無駄な・・・」と思ったんですね。コンビニに入れば、ついでに他のものも買っているし、しかも高いし、無駄ばかりです。

コンビニに行く用事を予想して、水筒を持つ、軽食を家から持っていく、お金は計画的に引き出しておく、スケジュールを十分考えて1日を始める、というような些細なことに気をつけて、コンビニに行くのをほぼ止めました。

もちろん100%やめるなんて無理なので、それを10%くらいに減らすことにしました。トイレのためですら、立ち寄らないように前もってトイレに行きます(緊急時を除く)。

そうこうしているうちに、コンビニだけでなく、無駄に買い物をすることもなくなり、スケジュール管理がうまく回り出し、それが健康にも配慮したくなる自分への変化させ、仕事をも好転させてきています。

まだまだこの生活(ライフスタイル)はブラッシュアップできる要素がたくさんありますが、たった一つの習慣であった「コンビニに行く」という点を変えただけで、大きな変化を生み出せているというのは実に興味深いですよね。

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【編集後記】

今月のジョギング距離が今朝で100kmを超えました。これも習慣化としてやっていることです。良い習慣を増やして、充実した人生を送りたいと思います。

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