寒川神社へ初詣|寒川という町のポテンシャル

本日は、自宅近くの寒川神社に遅めの初詣に行ってきました。

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これまでもお正月には初詣に鎌倉や東京など様々な地域に行ってきましたが、今の自宅に住み始めてからは近くの寒川神社に行ってます。元旦にも行ってきましたが、その際はあまりの混みっぷりに、屋台でたこ焼きとビールだけ買って食べて帰ってきてしまいました。笑

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寒川神社の紹介

寒川神社は、全国で唯一の八方除の守護神として近年は特に注目を浴びておりまして、この新年の期間は周辺道路も渋滞するほどの人気になっています。

この寒川神社についてはこちらの記事が大変わかりやすくレポートしています。

人生の節目に訪れたい”八方除”で有名な神奈川県・寒川神社 | 神奈川県 | トラベルjp<たびねす>

実際に訪れてみると、とても静かなところにドーンとした佇まいの姿に、ある種の安心感を覚えたりもします。また、節分の時には、年男・年女がいくらかお金を払って、聴衆に向かってあたり券付きの豆を投げる行事もありまして、私の奥さんも昨年チャレンジしていました。

人気が出てきたと言っても、まだまだ外国人観光客が集まるような場所ではないですし、訪れたことがない人は、一度はお試しいただくと良いと思います。

ちなみに、この正月だけは、周囲の会社や農家さんが自分たちの土地を駐車場として開放していますので、駐車スペースは結構点在しています。場所はどこも1,000円のようです(1日)。

寒川というまちは発展途上

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寒川神社で一躍名を馳せた寒川町ですが、基本的に観光客が訪れて楽しい町ではありません。寒川神社に行く人は、JR相模線の「寒川駅」か「宮山駅」で下車して、10〜15分間くらい歩いて向かうか、自動車で訪れることになりますが、電車で来ても駅から寒川神社の間の参道を楽しむとか、鎌倉のように様々なお店があるというわけでもありません。

この点は従来から改善の声が上がっているそうなのですが、一向に変化の兆しは見えません。

もちろん、それは行政の怠慢とか、住民のやる気の問題としてしまうのは違います。むしろ、寒川町に引っ越してきてからというもの、この町に住み暮らす同世代の人たちや、役所の人とお話をしたり、一緒に飲んだりしていると、すごく熱くこの町のあり方を議論しており、その肌感覚みたいなものが茅ヶ崎市(私がメインで活動する地域)とはまた全く異質のエネルギーを感じるのです。

ではなぜ変化が生まれないのか?

これは簡単に語れることではありませんが、一つ感じるのは、「戦略」が弱いのかなぁということ。

たとえば、私は行政書士として農地の活用に携わることがあるのですが、農地転用という手続きについて役場は「審査を受け付ける立場」なのですね。単純な図式でいうと、申請者である私たちと、役場とは対立関係に近い(争うという意味ではありません)。これは法律上その通りだし、何も間違ってもいません。

しかし、近隣の地方公共団体では、申請者である私たちと、役場との間では対立関係というよりも、「いかにして良い形で申請してもらうか」という協働の関係にあったりするのです。

これは似て非なるものなのですが、要は、当該行政手続きをまち全体の未来との関係でどのように位置付けて向き合うかというスタンスの違いだと思うんですね。

この点、寒川町は土地もたくさんありますし、人口は4万人強の小さなまちですから、戦略的に投資を呼び込む動きをするには非常に身軽です。ですから、何か新たなお金を役場が使うとかそういうことではなく、どうやって望む未来に民間を誘導するかという知恵の実践によって、かなり化ける可能性があるんじゃないかと感じています。

あとは、その辺のフットワークの軽くて、スピード感のある決定と実践が可能な人材が役場に一人二人いて、民間のネットワーク(寒川というまちの外にも目を向けるべき)を引っ張ってくることができれば面白い展開が見れるのではないかと考えています。補助金とかうまく使いましょう。

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【編集後記】

今月は来週に岡山県、再来週に京都に、結構出張があります。なるべく費用を抑えてどれだけ投資効果を高められるかということを楽しみにしています。

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